寒さに遊ばれてく 感覚も悪くない
僕は手のひらで

現実に忘れてった ぬくもり探して
冷たく息をする

あぁ ここから抜け出せば
見えてくるものも あるのかと嘆いた

そんなにあとくされない
うまい話が あるはずもないのさ

謙遜した数と作り笑いの
分だけさめてゆく

あぁ 長い冬のせいさ
こんなに寂しい ノアの方舟かい

飛び出せよ ここから今すぐ
そう響かせるこの声は

明日をふさいだ
この小さな世界を 確かに変えてゆける

こと足りた そうレミングスのように
あぁ このままじゃ終わっちまう

ここから始まる
この世界の壁を 打ち砕け今すぐ

あぁ 長い冬が終り
春風が吹いた 流れ出す時間に

飛び出せよ ここから今すぐ
そう響かせるこの声は

明日を遮ったこの壁を
打ち砕く意思に向かう

君のため歌えればいいのさ
そう気付かずに嘆いてた

確かに感じた今
この手のひらで 明日へ打ち放て

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