俺達はあてもなく産まれたリンドウ
悲しみも愛せずに一人咲いている

存在を乞う魂
偶像作られてきた整合性
正体もわからぬ影
忍びよる虚しさが張り裂けそうに

繰り返す日々の中 意義を問われている
気がつけば集めていた空白のパズル

透明な水を求め
彷徨う忘却の彼方 沈みこむ
天才的な凡人
いつからか気づいていた 閃めくように

風なびいて花びら落ちる
また「逃げるの?」小さな誇り
時には強く掴み取らねばこんな世界は何ひとつ変わらない

残像を焦がしてすれ違った情念 取り返せ情熱
意識の解放を目指し 今掴み取った最前線の感覚を燃やせ

広がる大地に産まれた太陽が
限りなき生命を等しく照らした
吸い込んで染めてゆけ 新しい息吹を
手にした情熱の温もり残して
何度でも歩み出せ 傷ついたその足で
愛しき灯 終わりなき再生を

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