途方もなくガレキに座ったまま
熱に浮かされ思いを馳せていた
欲深いほど悟りに近づいてく
物理学者が神の存在に気付く

沈黙が砂漠に染み込んでゆく
昨日まで名もない花が咲き誇った
俺は胸一杯に吸いこんだよ
希望という欲望をもっとくれ

この夜を嘘のように星が照らしてる
国境線を渡る風 俺に何が出来る

月食の夜 神が降り立つという
海を目指しキャラバンに紛れ込む
支配者達は砂の城で眠る
俺はかつての国境に立っていた

悲しくて愛おしい人の跡だった
国境線に陽は落ちて儚さを抱く時
世界中の子供達 抱き締めたくなってる

垂乳根の海か輪廻の墓場か 生きて何を待つ?

国境線に陽は落ちて儚さを抱く時
世界中の子供達 抱き締めたくなってる

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