消えていく背中を抱きしめられなかった 流れていく景色にいつまでも影を重ねて
忘れたい 忘れられない想いだけが 今も色褪せることなく残って

口開けばワガママばかり 自分勝手なところで終わる いつものペースに疲れた頃
サヨナラの一言で揺れる 答えが僕の足を止める 当たり前に慣れすぎた予感

すれ違いを感じるたび気付かないフリをして 分かり合えない2人には止められない

遠くなる姿をただ立ち尽くして 見つめるしかできない僕は「始まり」に触れることなく
降り注ぐ雨は「終わり」を告げるかのように 溢れ出して止まらない音に変わる

鳴り止まない雨の音は今も君がいない現実を知らせ 胸の奥を摘んだまま離さない
そっと右の肩に触れる ありきたりな思い出に笑う 目を閉じるたび すぐそこに…

季節の変わり目に降り出した突然の雨 窓越しから覗き込む あの日と同じで

果たされることのない約束は胸の中 1人で待つこの場所 もう隣にいない君を想う
捜している 今でも君を捜している 冷たい夜 少しでも感じていたくて

サヨナラの一言で揺れる 答えが僕の足を止める あの頃に戻れることができたら

果たされることのない約束は胸の中 1人で待つこの場所 もう隣にいない君を
捜している 今でも君を捜している 冷たい夜 少しでも感じて

消えていく背中を抱きしめられなかった 流れていく景色にいつまでも影を重ねて
降り注ぐ雨は「終わり」を告げるかのように 溢れ出して止まらない音に
忘れたい 忘れられない想いだけが 色褪せることなく残って

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