躙り寄る足音に辺りの物は震え身構えて
爛と輝く月も雲の衣に隠れ目を臥せる
闇は拡がり続け雷はおどろしく美しく
蒼白な輪郭を浮き彫りにして恐れをまた奮わせる

振り翳す刃から飛び散る火の粉は空中を舞い怒号は
大地を揺らし地響きを幾重にも募らせる
二つの紅いそれは閉じる事無く揺らぐ事も無く
幽かに開く紅は嘲り嗤う様にその口許を歪めて

鈴の鳴る様な聲で抑揚も掴ませず騙りだす

この躯刻み滅ぼしたくば 人の世を棄てて鬼と成り狂え

美麗に纏う十二単から覘く片鱗は鉛色

この躯刻み滅ぼしたくば 人の世を棄てて鬼と成り狂え

造られた鼓動知らぬ妾に 血の廻る其方歯車を止めて

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