幽かな懐かしい声… 声… 夜風に運ばれて来る

凍てつく夜風を見て 眼を細めた顔を今想う

貴女の暖かな膝に遊ぶ夢を 見る度に頭を抱え耳を塞いで
唯でさえかじかむ指先に零れる 泪を拭う姿に寂しさ噛み締めます

暮れ行く秋の日の空 彼方に沈み行く太陽に

溶け込むその背中 ゆっくりと揺らめいて 遠くに消えそうで しがみついていた

貴女の温もりに触れていたあの頃 大きな掌に憧れて甘えてた
稲穂の向こうに見え隠れた優しさ 記憶の中探しては泪を堪えてます

いつのまにか綺麗な手に刻まれた時間は 幸せの数だけ不幸せもあるのだよと
言葉少なになって行く小さな唇の かわりにこの心の奥訴える

貴女の悲しげな顔を覘いた夜 何故だか怖くてきつく目蓋閉じていた
もしもあの時に戻る事が叶えば 「どうして泣いているの」って優しく聞けるのだろう…

貴女の暖かな夢を 見る度に頭を抱え 唯でさえかじかむこの指で 泪を拭う姿に寂しさ噛み締めます

幽かな懐かしい声…

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