MEJIBRAY/Emotional【KARMA】

Anemone

MEJIBRAY


word: music:

『Emotional【KARMA】』収録

  
        

あの日君が教えてくれた
生きる意味 笑い方 在るべき日々を…
あの日君が教えてくれた
目を背けてしまった…ごめんね

(2007年4月、この現実から目を背け、僕は独り消え去ろうとした。
毎日止まぬ吐き気、頭痛、時間だけが過ぎてゆき喪失感が纏わりついた
君の言葉に首を振る事で君を苦しませていた事もわからず
ただ膝を抱えていたんだ。)

白いベッド、白い部屋…見知らぬ窓
僕を覗き込んだ…君
ただ笑って見せた君の頬は静かに濡れてゆく

管の刺さる腕と痛む身体
僕は少し目を閉じ振り返る
「良かった」と笑う君を見つめ静かに首を振る

4月の晴れた日に君が飾った
その花の意味もわからない
「また来るね」と言って君は
静かに僕にキスをした

あの日君が教えてくれた
生きる意味 笑い方 在るべき日々を…
あの日君が教えてくれた
目を背けてしまった…ごめんね

君に会いたいと願ったまま
時計の針は僕を見放す
君からもらった最後のメール
「心配させないでよ…」

君には嫌われてしまったのだろう
爪を噛む癖も変わらぬ…僕
ひと月が過ぎて見知らぬコール
時間は無に染まった…

4月の雨の日に君へ送った
あのコールの意味もわからない
「また来てね」と言えない僕は
静かに独りシーツを被る

あの日君が教えてくれた
生きる意味 笑い方 在るべき日々を…
あの日君のママが言った
「あの子は眠りについた」

あの日君が教えてくれた
生きる意味 笑い方 在るべき日々を…
あの日君が教えてくれた
目を背けてしまった…
あの日君が教えてくれた
自分の事 家族の事 これからの事
あの日君が教えてくれた
目を背けてしまった…

君が眠りにつく石の前で
僕は立ち尽くした
君へ送る花は皮肉を込めた
あの日の花にした…
「また会えるよね?」

(あれから5年と少しが経って、僕はまだ生きている
生きる意味、在るべき意味…まだ僕には理解できそうにもないけれど
こうして生きられているという事が「意味」になるんじゃないかな?
なんて考えられるようにもなったんだ。
僕は今日まで君のように生きられていただろうか?
沢山の皮肉を君へ…)

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