ねぇ、こわくてうごけない?
でも、うたわなくちゃ。

青白い顔、這う水滴、ただ瞳「ぐはり」と。
力強くも、掻き消せない、溺れるような前日に。

もう明日だねって、つぶやいてみる、ただ勇気だすため。
変わらぬ事に、替わる事と、殻が割れてく夜。

目覚めの言葉、忘れえぬように、幾憶なぞって。
勝手に脳に浮かぶくらい、刷り込む。

メガマソの字が、滲むくらい、幾憶なぞった。
勝手に脳が動きだして、響く君たちの声、僕らを確認する。

まだ、これでもうごけない?
なにをいってるんだ。

寓話を話そう、森に潜む、つむりがまとまって、
お互いの殻、破るってさ。誰彼かまわず。

でも、痛みを超えて、距離は縮まるってさ。(不思議な話さ。)

目覚めた夜も、怯えぬように、手紙を読んだ。
勝手に脳に浮かぶくらい、刷り込む。

メガマソの字が、見えないほどに、水分溢れ。
勝手に脳が動きだして、思う君たちの声、僕らはここにいるよ。

ねぇ、こわくてうごけない。
でも、やめはしないよ。
まだ、つたえたいよ。
うたが、そういうんだ。

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