君が無理云って ベランダ 畑にした
僕は 君の夢になる準備した

あっちには白い人 こっちには黒い人
たまたま 君は赤いトマトを作ったんだ

あてのない舟に乗り 命は輝きを手に入れる
名前もないその地に辿り着く頃には...

ためらわずに 君は君
世界にひとつの真っ赤なトマトになる
か弱い心に 君はそっと微笑んで
明日も明後日も 僕はきっと同じこと考えるんだろうな
死が二人を分かつまで
命が果てる理由

君が無理云って ベランダ 畑にした
僕は 君のトマトになる 決意した

何故こんなに命は儚い 一期一会なのわかってるんだ
名前もなくその縁に立たされるのを運命と呼ぶ

ためらわずに 君は君
世界にひとつの真っ赤なこのトマトを
いずれは やさしい君がそっと食べてやれ
明日も明後日も 僕はきっと同じこと思うんだろうな
早く君がこのトマトを食べて 僕にキスする日を

春の陽射しは思ってたよりブルー
君はもういないのに 強がって はにかんで
笑ってる

ためらわずに 君は君
世界にひとつの真っ赤なトマトになる
か弱い命に 僕がずっと水をやる
明日も明後日も 僕はずっと同じこと考えるんだろうな
死が二人を引き離しても 想いは果てぬ理由

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