君としたあやとりの糸が切れたままの部屋で
僕は泣いている

この部屋の角の柱に 君と彫った 互いの名前
その傘の中の君と僕も 独りの僕を見て泣いてた
あまりにもうすい日捲りの紙を 僕はまた一枚捲る

一枚の紙キレが言った 僕の偽り事すべて
僕は狂いそうになり 壁に頭を打ち続けた
紙キレに並ぶ単語達が 僕の心を惑わせる
犯されながら言葉達と 僕は明日とは呼べない自分の朝を迎える

一枚の紙キレが言った 僕の偽り事すべて
僕は狂いそうになり 壁に頭を打ち続けた
紙キレに並ぶ単語達が 僕の心を惑わせる
犯されながら言葉達と 僕は明日とは呼べない自分の朝を迎える

あの頃に戻りたい
あの頃に戻りたい

あの頃に戻れない
あの頃に戻れたら

あの頃のふたりに…

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