琥珀舞い上がる螺旋に溺れ行く一片でいい…
愛を乞う言葉さえ僕の奥へと沈む

戻りたい…戻れない…
苦し紛れに口をつく君のその饒舌

その涙…その笑顔…
嗚呼、愛しさを募るその言葉さえ饒舌

僕が見せた弱さの意味が歪になる
君を信じる強さが僕の弱さなのか…

全て…何もかもを捨て切れぬ事で
僕がこんなにまで蝕まれるなんて…

琥珀舞い上がる螺旋に溺れ行く一片でいい…
愛を乞う言葉さえ僕の奥へ奥へと
廻る曖昧、愛の舞、哀から生まれた隘
君を包み込むだけの僕が何処にも居ない…

「信じた数だけ裏切られる」事を何より「信じた」筈なのに…

舞い上がる殃裼繚乱

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