知らないのは僕だけで、気がつけば独りぼっちで…
「この指止まれ!」と呟いて、中指立てた…

好きじゃないならそれでいい…
嫌いならそう言えばいい…
蔑みの眼差しも、罵声も、嘲り笑う声も…

「僕は今まで誰からでも愛してもらえる存在なんだと
それが当たり前の事だと信じ疑う事など何も無かった」

「それは僕の理想論なんだと理解するのは簡単だった…
現実逃避に夢を見ようか?あっちの水は甘いと信じて…」

惜しまれない「サヨナラ」に手を振って
偽善の泪に見た期待感…
陽の当たらない部屋の片隅で
干からびた花瓶に枯れた百合の花…

君はもう二度と…
僕の事をもう…
愛に別れを告げたはずなのに
未練が愛を離さない…

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