愛は時としてその形を見失い
私さえ…
貴方すら…
温もりは今何処に…

私が愛を育み与え続ければ
「終わらない」なんて…

本当に馬鹿みたいだわ…

貴方に向けて述べた筈の
私のこの手は何時からか
明日を掴む事に必死で
気が付けば私が見えてない…

「好きです…好きです…!」と叫んでも
私のこの声は何時からか
貴方の隣を擦り抜けて
私の明日を遠ざける…

決して汚い愛では無いけど
決して綺麗な愛とも言えない…
私でなくても良いかもしれない
貴方で無ければ何も良くない…


どうか私を捨てて下さい…

貴方の嫌いになりたくないから
そうなる前に使い捨てて…

私が愛を育み与え続ければ
「終わらない」なんて…

本当に馬鹿みたいだわ…


枕を涙で濡らす様な
眠れぬ夜の孤独感を
埋めてくれた貴方の唄を
唯、私だけのモノにしたくて…

貴方の現実、思い出や
理想の中には何時までも
あの頃の綺麗なままの
私だけを残しておきたくて…

貴方が受け入れてくれないのなら
惨めな思いをさせないで…
冬の冷たさが秋を閉ざして行く様に私の…

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