己龍/朱花艶閃

宵月

己龍


word: 酒井参輝 music: 酒井参輝

『朱花艶閃』収録

  
        

今、風に舞い落ちる響の宴
じわり…染み入るのは朱の艶
行き場を無くし…のらりくらり…
彷徨い…やがて喰らい尽くす

「心理の真裏」

今、風に絡み付く響の縁
ふらり…踏み出したなら絶の厭
終わらぬ終わり…のらりくらり…
彷徨い…やがて迷い込むは

「輪廻の鈴音」

選ぶ事も許されぬ 拒む事も許されぬ
その果てに待つは 逃げられぬ

唯一無二の無に落ちる

生に獅噛み付いたとて 踏み躙られる枯れた命
逝けぬならせめて空高く…舞い上げて欲しい…

寒空に願えど月はソレを見て笑う

生に獅噛み付いたとて 踏み躙られる枯れた命
逝けぬならせめて空高く…舞い上げて欲しい…

燃え焦がし身は崩れ 塵々弄びし命
もう二度と戻れない程に…舞い上げて欲しい…

寒空に願えど月はソレを見て笑う
何時になれば…何処に行けば…眠れるのだろう…

止まれ…

止まれ…

止まれ…

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