2017-04-07

岸田 繁(くるり)、地元京都で開催した初のクラシック公演が音源化

岸田 繁が2016年12月にロームシアター京都メインホールにて初演を行なった「交響曲第一番」プログラム。その模様を全て収録したCDが、5月24日にリリースされることが発表された。

岸田がフロントマンをつとめるくるりは、その20年のキャリアの中で、世界各地様々な音楽に影響されながら活動を続けてきた。

2014年冬頃、地元である京都の名門オーケストラ・京都市交響楽団より、長尺オーケストラ作品制作の依頼を受けた岸田。およそ1年半のあいだ書き溜め、完成した作品は「交響曲第一番」と名付けられ、本格的な管弦楽作品でありながら、岸田のこれまでの作風や多くの古典・近代クラシック音楽からの影響を感じることができる。

また、全5楽章50分を超えるオーケストラ作品が訴えかけるものは、一筋縄ではいかない「名前のついていない音楽」の一種と言え、ブラジル音楽や東欧のジプシー音楽、日本の雅楽などの要素を感じることもできる、音楽ジャンルを超越した一大音楽絵巻となっている。

2016年12月4日、ロームシアター京都メインホールで行なわれた岸田繁「交響曲第一番」公演は、ロックアーティストによるクラシック音楽作品の初演という異例のものとなった。

一流オーケストラとして世界的な評価をされている京都市交響楽団の端正な演奏と、その常任指揮者/音楽監督として素晴らしいキャリアを持つ広上淳一の手腕と素晴らしいセンスもまた、本作品の魅力のひとつである。

なお、岸田はタワーレコードの「NO MUSIC, NO LIFE.」ポスター意見広告シリーズ最新版へ出演が決定。タワーレコードおよびTOWERmini全店にて順次露出される。

■岸田 繁 オフィシャルHP
http://www.shigerukishida.com

■くるり オフィシャルHP
http://www.quruli.net

■アルバム『岸田繁「交響曲第一番」初演』

2017年5月24日発売 
VICC-60944/¥2,500+税
<収録内容>
第一部
岸田 繁: Quruliの主題による狂詩曲(17分)
I幻想曲 II名もなき作曲家の少年 III無垢な軍隊 IV京都音楽博覧会のためのカヴァティーナ
第二部
岸田 繁:交響曲第一番(50分)
第一楽章 第二楽章 第三楽章 第四楽章 第五楽章
アンコール
管弦楽のためのシチリア風舞曲
Quruliの主題による狂詩曲 IV京都音楽博覧会のためのカヴァティーナ

指揮:広上淳一
演奏:京都市交響楽団
作曲:岸田 繁(くるり)

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