2017-12-11

RADWIMPS、チェン・カイコー監督最新作映画の主題歌を担当

RADWIMPSが12月22日(金)に中国全土50,000スクリーンにて公開、日本では2018年2月24日(土)に公開になる映画『空海―KU-KAI―』の主題歌を担当することが決定した。

日中共同製作映画として史上最大の本格的ビッグプロジェクトとなる本作は、カンヌ国際映画祭パルム・ドールやゴールデングローブ賞など多数の受賞歴を誇る、世界的巨匠チェン・カイコー監督の最新作。RADWIMPSはチェン・カイコー監督と綿密なディスカッションを重ね、本作のために主題歌「Mountain Top」を書き下ろした。儚くも壮大な楽曲が、国境と言葉の壁を越え、作品世界をさらに大きく彩る。RADWIMPSにとって、今作は『君の名は。』以来となる映画主題歌、日本そして中国…全世界公開版本編での主題歌となる。

(c)2017 New Classics Media, Kadokawa Corporation, Emperor Motion Pictures Shengkai Film

■【コメント】

■チェン・カイコー監督
「映画『空海―KU-KAI―』は、運命的で、台風のような作品になっている。そのように喩えるなら、野田洋次郎の歌はまるで、暴風雨の後の虹のように響く。虹は、強い風や雷鳴の激しさに揺らぐことなく、焦がされた世界を静かな美しさで彩るのだ」

■RADWIMPS 野田洋次郎
「今回、チェン監督の映画『空海―KU-KAI―』に参加させて頂きました。楽曲のディスカッションをするため日本でお会いした際、監督のビジョン、エネルギーやパッションがその語り口から溢れでてくるのが印象的でした。監督がこの作品で描きたかった熱量に負けないよう、僕たちも楽曲を作らせて頂きました。その圧倒的なセットやキャスト、映像技術が駆使されていますがストーリーの根幹は何百、何千年と変わることのない人間の本質的な美しさ、醜さ、理性と本能の間で絶えず揺れ続ける様でした。歴史大作ではありますが『今』の僕たちの物語だと思いました。この映画を完成させた監督に敬意を表します。僕が今まで見たことのない映画がここにはありました。是非、お楽しみください」

■プロデューサー椿氏
「クランクアップ間近の昨年末、製作総指揮のひとり角川歴彦が撮影現場を訪問しました。折しも、中国では『君の名は。』が大ヒット公開中で、監督との会話の中でその話題になり角川がその場でRADWIMPSが手がけた「君の名は。」の楽曲を聴かせたことがきっかけとなりました。監督が楽曲をとても興味を持った様子をみて、角川が「興味があれば、彼らに主題曲の依頼をしてみたらどうか」と提案しました。数日後、監督から「彼らと組んでみたい」という連絡がきたのです。監督とRADWIMPSのミーティングが東京で実現しました。彼らは監督が多く語らずとも、この作品の根底に流れるテーマを深く理解しているようで、監督は『組める』と確信を掴んだようでした。その後、多くのやりとりの中で完成した楽曲を聴いて、監督が一貫して追求する芸術性とこの作品特有のエンタテインメント性の両面をドラマチックに昇華する素晴らしい楽曲だと感じました。その効果こそチェン・カイコー監督が希望していたものでしたので、最高のコラボレーションが生まれたと思います」

映画『空海―KU-KAI―』

<出演>
染谷将太/ホアン・シュアン/チャン・ロンロン/火野正平/松坂慶子/キティ・チャン/チン・ハオ/リウ・ハオラン/チャン・ルーイー/阿部 寛
<監督>
チェン・カイコー
<主題歌>
RADWIMPS「Mountain Top」 (ユニバーサルミュージック/EMI Records)

■映画『空海―KU-KAI―』オフィシャルHP
http://ku-kai-movie.jp/



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