2017-12-30

DECAYS、確かな手応え感じたツアーファイナルが終了

DECAYS第3期の渋谷duo MUSIC EXCHANGE公演が12月20日に開催された。第3期DECAYSはDie(DIR EN GREY)と樫山 圭(MOON CHILD)そして、新規に正式メンバーとなったチドニーに加え、Vocal&Guitarにaie(the god and death stars)、Bassに拓磨(ex. Sel'm)をゲストメンバーとして迎えてのツアーで、この日の渋谷duo MUSIC EXCHANGE公演は大阪、名古屋と回っての3本目にしてツアー最終日だった。

第3期DECAYSは以前在籍していた女性メンバーに変わり男性だけの構成になったという事こともあり、華やかな印象からサウンドにも男らしさが強く感じられるステージに。5人のメンバーが立ち位置で演奏に集中しているのを見ていると、もう何年もやっているかのようなバンド感が垣間見られる一夜となった。

場内が暗転すると神秘的なSEでメンバーが登場。Dieはステージに登場するなり「東京! 東京!」と客席を煽り、11月にデジタル配信第一弾としてリリースされた「mutate」からライブがスタート。続いてデビュー曲の「Secret mode」、「Imprisonment Leaving」とアッパーな楽曲が連打され、場内は一気に加熱。ライブ中盤での「綺麗な指」、「beautiful」などのメロウなセクションでは格段に上達しているDieのボーカルに耳を奪われた。

配信で発表されている「Shake Hip Doll」や「Masked Ball」、会場限定発売の「Same sort hatred」などもセットリストには散りばめられており、新生DECAYSを余すところなく披露した彼ら。また、この第3期メンバーで再アレンジされた既存曲も、より増した力強さがオーディエンスを圧倒していた。

アンコールではDIR EN GREYの「予感」のカバーを披露すると、場内からは歓声が沸き起こった。DECAYS流のアレンジが施されており、オリジナルとは違う新鮮さも感じられた。さらに「HELLO!NEW I」、「Zero Paradise」と続け場内の熱気が最高潮を迎えたところでライブは終了。メンバーより一言ずつ挨拶があり、ステージを捌けていく。

すると客電がつき場内が明るくなっている中でも帰ろうとせずに、アンコールの声を出し続けるファンに応え、メンバーが再度ステージに登場。予定外のダブルアンコールとして、1曲披露することに。機材トラブルでうまくできなかったということで1曲目の「mutate」を再披露、オーディエンスとの一体感がより高みへ昇った時間であり、空間だった。

DECAYSの今後はまだ未定だが、配信されている新曲達をぜひチェックしてもらいたい。

【DECAYS 配信情報 】

第1弾デジタル配信シングル「mutate」
第2弾デジタル配信シングル「Shake Hip Doll」
第3弾デジタル配信シングル「Masked Ball」
第4弾会場限定シングル「Same sort hatred」

■配信一覧ページ
https://etb.tunecore.co.jp/artist/decays#r404250



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