2016-03-07

たった一人のためだけに贈った Misarukaのワンマンライブ!

2016年3月3日恵比寿club aimを舞台にした、Misaruka rui バースデーワンマン「for my dear」と特別企画 1人ワンマン「あなたの為の演奏会」が行われた。
この日は、ヴォーカルruiの誕生日前日ということもあり、なんとライブは2部制となっていた。
セットリストはruiみずからがセレクト。さらにこの日、12ヶ月連続リリース企画第7弾!として、Misaruka ジュリエットリングの販売を行った。完全限定25個だけというレア商品だ。
さてここへは、前半戦の特別企画 1人ワンマン「あなたの為の演奏会」の模様をお伝えしよう。

あなたの為の演奏会とは、先着10名限定でMisarukaがファン一人の為だけに、一曲リクエストに応えてライブをするという何とも特別感が満載なライブ。チケットは既にSOLD OUTされており争奪戦だったと伺えられる。
可愛らしいBGMと共に会場に足を運んだのは一人のファンの姿。
ruiがファンの名前を囁き「ミサルカ一人ワンマンへようこそ、
あなたの為だけに今日この一曲歌います」と放つと「Loiseaublue」が奏でられる。
ファンも思わず口に手を当て驚いた表情を見せた。トップバッターのファンが選んだ「Loiseaublue」はシンセが印象的で爽快的な一面も持ち、尚且つ聴いていて気持ちの良い旋律。
rinとazamiとruiが会場内をくるくる回り魅惑の世界へと誘う。
ファンも同じくその魅惑の世界に引き込まれ軽やかに体を揺らしMisarukaらしい愛らしい一幕を開いた。
次のファンが選んだ楽曲は、まるで春の終わりを思い出させるような一曲「この桜が舞い散ってゆく頃に」。前回と同様に「ミサルカ1人ワンマンへようこそ、あなただけの為に歌います」と放ち始まりを告げた。切ない歌詞と哀愁漂うメロディに思わず涙なしにはいられない。間奏では、rinのギターが泣いているかのように会場内にギターソロが響き渡った。桜が散ってゆく情景が目に浮かぶMisarukaの春の在り方が映し出されているようでファンも思わずステージに釘付けになりながらうっとりしているように感じた。
その美しい旋律に飲まれながら次の一幕へ。「行けるかおい!!」とruiがファンを煽り、ファンもその煽りに答え手バンをし最初から飛ばしまくっていた。悲しげなヴァイオリンとピアノのイントロから一気に曲調が変わりメロディアスなMisarukaの看板曲ともいえる「Juliet」。
Sawahが自らファンの前に立ちギターを触らせ教えてあげるという贅沢な一面もあり、見事なファンサービスだった。Julietが観客でロミオがMisarukaのように、ロミオとジュリエットの物語を見ている気がした。


連続になるが次のナンバーもなんと「Juliet 」。
ruiが「お好きな所で見て下さい」と言い放ち、一人のファンは最前列で座りながら手バンをし曲を口ずさみながらステージを見ていた。rinのギターソロになると咲きを広げ笑顔を見せた。
そして、Sawahが後半戦にファンの目の前にギターを持っていきファンも思わず歓喜余って照れた顔を見せる。チェキ会では、メンバー5人に囲まれとても幸せそうだった。
今までの空気間とは打って変わって、ゴッシクな世界へ導かれるようなイントロが印象な「My Dear Rose」 が響き渡る。ruiがファンに手を差し出し手を握る一場面もあった。
ギターソロになると、体を横にフリ終始にこやかなファンの姿。
「飛べますか?」というruiの煽りに答え、軽やかに飛びヘドバンをしていた。
その流れでruiが壇上を降りファンに抱き着き、頭を撫でる。最後はお姫さまだっこをしてくるくる回り「最高な顔を見してくれと」言い放ち、また頭を撫でて最高な瞬間をファンに捧げていた。続いてのナンバーは「The Butterfly Effect」 。ファンは少々謙虚で、後ろに立ち尽くしながらステージ見つめていた。だが、rinのギターソロになると徐々に身を前に乗り出していき、メンバーに可愛らしい咲きを見せ、緊張が解れていたようにみえる。
手バンをしながら笑顔が零れ、[愛してるよ」「愛してるよ」という歌詞をファンに捧げていてストレートな愛の囁きがみえた。また、拳を頭に掲げ多いな盛り上がりを見せていた。
闇夜が照らされるような重圧のある楽曲「Baiser 」。暗黒な世界に引き込まれる気がしてならない。ファンもただただ、静かにメンバー1人1人を見つめる。
赤い照明に照らされMisarukaが見せる漆黒な世界は神秘なモノだった。
暗黒な世界を払拭した空気を放ったのは、「Armeria」 。名前を呼ばれつい笑みが零れる1人のファン。色鮮やかな照明に加え曲調がガラッと変わる場面が思わず同じ空間にいるのかどうか我を忘れそうになるぐらいだった。Misarukaらしい幻想的な世界がぎゅっと詰め込まれていてどこか、不思議な世界へ連れていかれる気がした。続いて「さあ、今日は1人だよ、好き勝手やっちまえ!頭ふっちまえ」と煽りヘドバンを醸し出し流れたナンバー「Rosary」 。
激しい煽りにファンが答え、体が踊りだしたと同時に熱い熱気に包まれていた。
トリを飾る一曲は、アンデルセンの『人魚姫』をフィーチャーした崇高な楽曲「Ariel 」。
水色の照明に光り出され手を大きく横に振り、ミサルカの世界に引き込まれた。淡く儚い歌詞とは裏腹に、キャッチ―で爽快な聴きごたえのある空間を作り出しファンもステージに釘付けになっていた。無事10名の観客を持て成すバースデー企画は幕を閉じた。
たった一曲という短い時間の中で、 Misarukaがファンに与えてくれたモノは非常に贅沢な瞬間だったに違いない。こういった1人1人のファンのためだけに何かをしてあげるMisarukaの優しさの精神に胸を打たれた。今回参加した10名の観客の方々にはこの時間をぜひ、宝物にしていただきたい。
また、多くの声援があればこの企画をやってもらえるかもしれないので、Misaruka達にその声を届けてみてはいかがだろう?

PHOTO&TEXT:橋本美波

2016年3月3日(木) 恵比寿Club aim
Misaruka rui バースデー特別企画
1人ワンマン 「あなたの為の演奏会」
セットリスト

No.10 16:00〜 Loiseaublue
No.916:10〜 この桜が舞い散ってゆく頃に
No.8 16:30〜 Juliet
No.7 16:40〜 Juliet
No.6 16:50〜 My Dear Rose
No.5 17:00〜 The Butterfly Effect
No.4 17:10〜 Baiser
No.3 17:20〜 Armeria
No.2 17:30〜 Rosary
No.1 17:40〜 Ariel

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