亜麻色の花束
乾いてく空
すべて金に変える秋の風
傾いてゆく日差し
長く伸びた陰
一番星見つけて
指差したのは どっちが先だっけ?

茂りすぎた夏が プールサイド
情熱かかえたまま うずくまる

溶け始めた アイスキャンディー
一人きりじゃ もう手に余るよ

亜麻色の花束
遠ざかる空
すべて過去に変える秋の雨
微笑んだまなざし
風に揺れる髪
一番大切なもの
僕はこの手に 抱いてたはずなのに

初めて君と手を 繋いだのは
どこだった? いつだった? 覚えてるかい?

君はたぶん 怒るだろな
バカな僕の 致命的 過ち

幾千の星空
幾億の人
確かに君見つけた はずなのに
数えきれない明日に
くだらぬ迷いに
一番大切なもの
何も見えないまま
無くした僕がいる

思い出の花びら
時が過ぎれば
キレイに見えるってこともあるんだろ
ただ君の笑顔が
輝いてんだ
ずっとずっと まだ 消えない!消えない!

亜麻色の花束
乾いてく空
すべて金に変える秋の風
傾いてゆく日差し
長く伸びた陰
一番星最初に
指差したのは たぶん君の方で
高いビルの隙間で
僕はまだ探してる


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