満月よ照らせ 眠たい僕のまぶたを

弱虫ゆえ 仲間にまぎれ 無神経な言葉を
君に浴びせたあとに ケロッとして 家でテレビを見る

たいしたことじゃないとさえも 思うことなく

「いつまで このままなの」

満月よ照らせ 僕のバカさ加減を
鈍感に蝕まれ ぼんやり日々が過ぎる
なんだかむなしくないか?

理由は何だか わからないけど 誰かが僕をきらい
仲間は手のひらを返すように すっかり冷たくなる

絶望の底に湧く怒り どうすればいい

誰かの想い 今わかる

満月よ照らせ 僕のくだらない涙
あると思いこんでた 友情はそこになかった
笑える話じゃないか?

手おくれになるまで 気づかない
悲しみは 積み重なる
そんなことだらけ

満月よ照らせ 眠たい僕のまぶたを
目覚めていれば もうちょっと何かわかる
なんだか不思議じゃないか?


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