誰にも殺せない悲しみに
微笑み合った記憶を重ねて
どれだけ探し続けていても
オマエだけがいない…

炎に抱かれながら
夜空に魂を放ち
舞い散る桜のように
別れも告げずに消えた

置き去りにしたオマエの涙は
千の光の星に変えて
途切れぬ闇を優しく包んで
いつまでもこの腕で抱きしめてたい

あの日の帰らぬ微笑みが
孤独の狭間に語らい始める
どれだけ涙を流しても
オマエは戻らない…

濡れた夜風も
寄り添う鈴の音も
オマエの大好きな夏が終わる

あの日と変わらぬこの場所で
オマエが残した温もりを抱いて
叶わぬ願いを呟いた
「もう一度逢いたい」

今も殺せない悲しみに
微笑み合った記憶を重ねて
どれだけ探し続けていても
オマエだけがいない…


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