あの時の残像がまだ残ってる
一番綺麗だった笑顔と なのにこぼれた涙と
耳鳴りが止むまではそこに立ってた
最後に触れた感触は一瞬で消えたけれど
初めて知る残酷な夜は
失くしてからいつまでも続く
凍えている身体を丸めた
孤独の中眠れもしないで
霞む月眺めてはそっと祈った
細い肩震わせながら歩き始めた彼女の
足元が見えるように照らしてほしい
温もりを伝えることもできない僕のかわりに
初めて知る残酷な夜は
淡く閉じた過去ばかりみせる
この痛みも
隠せない迷いも癒えていくと分かっているのに
-無情に過ぎてしまう日々の中-
景色は「変わっていく」、
「変わらぬ」想いは連れていくから
幼すぎた二人で望んだ世界を今僕だけが見てる
割れる程の歓声の中で 映らないよその姿だけが
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