7月の夜散歩道で
君と30分電話で話した
やせた子猫が僕を追うんだ
子猫を連れて散歩したんだ

か細い声で泣きじゃくって
何処まで行っても
頼りなさ気にずっとついて来るんだ

こんなやさしさは夜空へ消えてゆく

子猫のためにミルクを買った
子猫夜へと消えて行ったんだ

ぬるくなったミルク
ストローで飲んだら
とても甘い甘い味がして
すぐなくなった

また君に電話をしよう


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