部屋の明かりは消えかけた街灯みたいに飴色に染まってく

止まない雨はまた僕らをひとりぼっちにする
縺れた糸もなおさないままひとりぼっちにする

甘い言い訳溶けだした三度目の春
西日で灼けた心 飴色に染まってゆく

離ればなれの渡り鳥たち帰るのを待って
さよならいつか夏になるだろう

ひとりぼっちでゆく


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