いつの間にか 降り出した雪に
景色は白く染まってゆく
凍えそうな想いに 不安は消せなかったけれど
出会った頃を思い出した

射し込む光 数え切れない星に願い届くなら
二人の未来を

信じ合えたはずだったのに 戸惑いの中にいる
別れを告げた君の涙 過ぎ去ってから気付いた

重ね合った言葉に 嘘は何一つ無かったけれど
想い出は止まったままで

白い吐息が 溜め息に混ざり
描いた情景は ぼやけていった

流した涙の雫を 拾い集めている
吸い込む空気は同じなのに
この場所に君はいなくて

傷付けてばかりいたけれど 君だけを想い続け
巡り逢える事を信じて

二人誓った未来は 雪に溶けていった…


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