退屈そうに外を見ている 君のあくびが僕にうつった
散歩に行こうと頭を撫でれば 僕を急かすように大喜び

擦り切れたフィルムみたいに 思い出がプレイバックする
途切れ途切れに

ブランコで大空に 近づいてみた
あの青の向こうには 輝く芝生があるんだって

雲も水も時間も流れを止めない「始まり」だけは終わりそうにない
過ぎた日の夢もあの頃の日常 みんなで昼寝したあの頃の日曜

濡れた鼻先でキスを もう一度してくれたらって
いまでも想う

ブランコで大空に 近づいてみた
あの青の向こうには 輝く芝生があって
犬達が楽しげに 駆けまわっている
この世界のほとんどが嘘だとしても それだけは信じよう


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