君といた夏が またやって来る
潮風が運ぶ 浜辺の色を

水平線 眺め過ごす午後 わりと静かに

憧れ そう君を 奪えないでいた
誰かと そう僕を 比べていた君は

海の見える丘 今は一人で
うねりが来るまで 待ちたいずっと

気まぐれでも 楽しかった 午後
淋しささえ 拭えなくて 都合の良い男で

それでも 君だけが 鮮やかに見えたよ
今も 消えなくて ここに何度も来て

温もりのない笑顔 そう少し冷たく ほって置けない君だよ

それでも 君だけが 鮮やかに 見えたよ
今も 消えなくて ここが好きになった
こがれ 恋こがれ
誰かを 愛していた君は


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