幸福そうな街はざわめき
プレゼント抱え急ぎ足だったね

君が無口な理由(わけ)を気付いていたけど
いつものようにしてたんだ

“さよなら”言われること怖くて
僕から 切り出したよ 精一杯の強がり
引き止め 抱き寄せることも出来ないままで
君は人混みに消えた

白い吐息と赤いハーフコート
君の横顔 今もあざやかで

支え合ってたつもりの自己愛が
いつか苦しめていたんだね

“さよなら”心に今は言い聞かせてる
彷徨う身体 君を探し続ける
溶けてゆく雪は来年も降りそそぐのに
君はもう戻らない

“さよなら”言われること怖くて
僕から 切り出したよ 精一杯の強がり
引き止め 抱き寄せることも出来ないままで
君は人混みに消えた


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