月明かり照らされた 君の横顔
見ているのが好きだった

いつの日からか始まった 君との道は
たどりつかず 痛みとなって帰ってくる

夏の風にさらわれた 遠いふたりの日
もっと強く 愛を確かめたかった…
火照る体冷めるような サヨナラの言葉
嘘みたいに眩しい 月に照らされて

僕はなぜ 失くしてから悔やんだり
欲しがったりして 言い訳するんだろう

自分の事伝えるのが いつも下手で
今度もそんな勇気 持てないままだった

夏の風にさそわれて 君を想うよ
過ぎた季節(とき)見つめても どうにもならない
わかってる自分と 乱れる心を
あの時と同じ 月に照らされて

夏の風にさらわれた 遠いふたりの日
もっと強く 愛を確かめたかった…
涙いやされなくても
ありふれた朝に 僕は戻ってゆく
月が消えたなら


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