零しまいと空見上げて 失くしまいと握りしめて
夜風に抱かれながら 物憂げを仕方なく連れて帰る
まだ期待は鳴りやまない また次第に熱を帯びて
胸に収まりきれずにある時 弾け飛んだ君の目の前で

移りゆく季節に 身を任せながら
笑い泣く君が 僕には欠かせないのさ
長い髪を風になびかせ佇む 落ちかけた日差しに溶けた
君が儚いんだ

届かないと嘆きながら 終わりきれない 理由は何処に
君に尋ねてみたが その度に小さく微笑みを返すばかり
似通った色合いの思い出を持ち寄って
床一面に敷き詰めた 日の暮れるまで

移りかわる日々に 振り払われまいと
笑い泣く君が 僕には欠かせないのさ
長い髪を風になびかせ佇む 落ちかけた日差しに
移りゆく季節に 身を任せながら
笑い泣く君が 僕には欠かせないのさ
長い髪を風になびかせ佇む 落ちかけた日差しに溶けた
君が儚い 君が儚いんだ


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