オペラグラスで見た 記憶のかけら やけに幼く可愛い
ほろ苦い想い出は姿を変えて いつもあたしにやさしい

手のひらで確かめるの 予感を抱きしめて 風にキスして

夕焼けは夏の始まり スカートに咲くひまわり
雨に打たれて花びら染めて まばゆい光集めて

さよならは言わないでね 願いはひとつだけ
夏を待ってる

あたしがもし咲いたら 君の手で照らして
あたしがもし泣いたら 君の唄で空を青くさせて

空には今でも ひとつだけ
いつでも全てが 恋しくて
ゆれるわ ゆれるわ

ブルースと月が 星を連れてく あたしの中のきらめき
愛を注いで枯れることなく 指切りをした 約束

揺れそうなの 離さないで
あたしを確かめて 風の向こうに
夏が待ってる

あたしがもし咲いたら 君の手で照らして
あたしがもし泣いたら 君の唄で空を高くさせて

空には今でも ひとつだけ
いつでも全ては やさしくて
今でも見えるよ ひとつだけ
ゆれるわ ゆれるわ ゆれるわ


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