かすかに揺れる 街の灯りに
からだ寄せ合う ふたり
声に出来ずに 明けない夜の
ひくい空を見上げてた

触れているのに ただ切なくて 涙だけが溢れた

遠く離れても 消えない燈を今かざして
照らし出す 愛が呼ぶ方へ
僕等は辿り着くから

冬の臭いは 風に冷たく
言葉途切れる 僕に
無理にはしゃいで “大丈夫だよ”と
微笑むから 愛しくて

互いの熱を 持ち寄るように 強く指を絡めた

もっとぶつけ合う こたえはその腕に抱かれ
満たされる 瞬間を待ってる
軌跡が雪になるまで

きっと巡り会う 輝りがこの胸を射して
ふりそぞぐ 君がいる方へ
想いを繋いでるから


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