暗い暗い路地が見える、野良犬さえも臆病がって
どこへ続く道かはしらぬ行ってみようおのれの足で
生まれてきたんだ何故かは言わぬ
生きねばならないとやかく言うな
はいつくばって、そして踏みにじられて
だけどおのれの証を生きてる証を確かめてみたいから

裏切りなどと悔やむな命、優しさなどとおごるな暮らし
言葉が嫌でわらさえつかむ、みじめが嫌なら語るな人を
愛するだけではもの足りぬだろう、愛されたいとは言わないけれど
むきだしの心それに許せない瞳
そんな乱れた足音を歩んでいる事を責めるなどできるかい

太陽に背を向けて走れ、風に向かって逃げるもいいさ
今を今と感じるならば、光も闇も狂おしい程だ
戦えるだけで全てを燃やせ
負け犬になったら路地へともぐり込め
消え入るようなそんな生き方もある
それも自分の何かだ、見えない何かだ、確かめて見るがいい

暗い暗い路地が見える、野良犬さえも臆病がって
どこへ続く道かはしらぬ行ってみようおのれの足で


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