夢を見て 出づる陽に髪を染めあげ
ひらひらと 風に舞うように踊って
誰も皆 孤独だろう
誰も皆 愛しいだろう
それは多分
陽に心がしみるから

心は蝶になれ 瞳は花となれ
僕の闇に光照らしてくれ。
どれくらい愛せば どれくらい歩けば
君に逢えるだろう 君になれるだろう
夢を見て 出づる陽に髪を染めあげ
ひらひらと 風に舞うように踊って

流れおちた 青き雫
言葉は今 無力と化す
天は君の上に 海は君の足に
時間は流れめぐり 還るコトなく
命に燃ゆる火を 清かあふるる水を
僕は君に愛を。 
この星に光りを。

此処に在るすべてのものが
神の名の下につくられた世界であろうと
君は誰のものでもない。
例え逃れられぬ 宿命の鎖も
僕が断ち切ってみせよう。
誤ちは土に還り 哀しみは雨となろう
この青き星に光を この小さな世界に
光を 君の前に光を。


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