続くのはきっと理由があるんでしょ?
あたしが止まれば何か変わってしまう
きみどり色の葉っぱ浮かんだ
池に落とした涙は水面の色さえ変えないけど

息をころし地を這う日々はもうやめ
霧雨同様不確かな力を振り絞った

向日葵の黄金に憧れた体は命の紐をほどいた

息を吸い込む時きょうを始めて
息を吐き出すときにきょうを終わらせる
痛くもない痒くもない少し曇った日
ひた廻る歯車は老朽化してくのみ

皆と同じなら安らいでいた青き日
アネモネ同様鮮やかなもてなしで今を…

生まれ持った能力それがたとえ寿命(いのち)を繋いでも、称えられても
救えない想いがあるのだから
…もう恐れない

向日葵の気丈さに憧れた体は危険など百も承知で…

もう戻れない
もう逃げない


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