筋肉少女帯/蔦からまるQの惑星

若いコとドライブ ~80'sから来た恋人~

筋肉少女帯


word: 大槻ケンヂ music: 本城聡章

『蔦からまるQの惑星』収録

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  • 航星日誌42816
    地球暦2010年5月、物質転送装置の故障によって、
    時空にタイムホールが発生した。
    この影響により、約20年前に死んだ人間の女性が一人、
    現代に蘇ることとなった。
    乗務員スパックの報告によれば、
    女性は生き返るなり20年前の恋人に
    飛んで会いに行ったという。
    スパックから元カレには伝えたが、
    残念だが彼女の復活は転送装置の復旧するまでの
    わずか数時間に過ぎない。
    つまり地球でいうサンセット、夕暮れまでだ。

    ラッキー な野郎と端から見られてるだろ
    ハッピー 娘くらいの若いコを連れて
    80'sポップス流して海岸線をドライブ
    サンセット 飛ばして間に合え この夢の消えるまで

    80'sから現れた思い出の恋人は
    「マイケル 新譜は出たの?」隣で笑う
    「フレディ あの人タイツでまだがんばっているの?
    ハッピー? あなたは今ハッピー?」

    永遠 続けばいいのに輝いた日々
    ダメダメ 時は 時間は 流れ
    過ぎていく 容赦なく 夢みたいに 生きてきた

    「ツイッター? そんなの必要?」鼻で笑われ
    「ウエンディーズ 無くなったってさびしいね」って泣かれ
    「だって 二人で一つのハンバーガー頼んだじゃん
    ラッキー? ホントに今ラッキー?」

    永遠 続けばいいのに輝いた日々
    ダメダメ 価値も 意味も 壊れ
    変わりゆく 容赦無く 夢みたいに 生きてきた

    すると彼女指差した 「見てよ」って叫んだ
    「海だ なんにも 変わってない」

    この空も もうすぐ輝く星たちも

    太陽や 風のように 変わらずに いられたら

    永遠 続いていたかな? 二人の恋も
    そんな冗談言っても答えなかった
    夕暮れ 君が 君が 君が

    消えていた 思い出は 去っていった
    明日から どうしよう 生きていこう
    見上げれば エンタープライズ号


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