僕は立ち止まった 国境の橋の上で
振り向いたなら負けさ 生ける盲者の街を
愛していた君も 時に嫌いな君も
降る様に舞う蝶蝶の 紫の毒にやられた
リュックサックに子猫を詰めて 夜明け前に家を出た
鉄橋の上 妙に静かで 歩み出すと震えたから

※キノコパワー キノコパワー
どこか僕を連れていって
キノコパワー キノコパワー
遠く高く放り投げてくれ※

僕は眠りに落ちた 貨物列車に潜んで
夢見るよりも早く 街から僕は離れてく
愛していた君の 時に嫌いな君の
こびるみたいな笑顔も 寝返りうてば消えていった
ふいに目覚める子猫は逃げて 窓の外は また夜
降るように舞う蝶の群れを 冬の鉄路に見たから

(※くり返し)

どこか遠くへ逃げよう 遠くへ遠くへ逃げよう
逃げた街で冬には 吹雪きに凍ってしまおう
愛していた君が いつか訪ねてきたら
リュックに猫を詰めて 今夜はどこへ逃げようか

キノコパワー キノコパワー
歩みだすと震えるから
キノコパワー キノコパワー
猫はいつも怯えるから

(※くり返し)


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