私は直ぐに、「ごめんね」を言う
強くある為に弱く演じる。

あなたがそれに、「分かってる」と返す
分かりっこないくせに。

肩を寄せあう
その意味を、在り方を問う。

コートの襟元で囁いた祝福の詩
まだ寒い季節の午後。
袖に隠していた手のひらに
牽かれて歩く、家路への記憶。

あなたは
不意に「ありがとう」を言う
それがいつもどこか寂しげで

私に出来る全ての事を
あなたはきっと望まない。

名前を呼んで?

もう何も、 失わぬように。

ズレた口笛が聴こえたら
耳を澄ませたまま、その影を追う。
笑う仕草まで少しずつ似てきたなんて
言われる様になった。

眠る体温で私を拐って?今すぐに
言葉一つで楽になる筈だから

ほら、微笑って?

それは切り欠いた風景の
その片隅に咲く、真っ赤な多年草。
種が地に根付き、葉を延ばし、
花が咲く頃にまた、
また会えると信じてその日を待つ

この部屋で。

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