春を待つ花のように
風の中震えていた
もう少し近くに来て
命に触れたい

神様がいない国の
空のない草原には
帰りたい帰れないと
嘆く鳥たちの調べ

愛しい人と寄り添って生きて行きたい
いつも祈っているのは
貴方のことばかり

涙を詩に変えて
甘く奏でるよ serenato
鈴の音
夏の在処探して
今宵最後の星が照らす道を行こう
二人で

太陽が隠れてから
たましいは凍えていた
信じない信じたいと
愛を彷徨った二人

愛しい貴方と寄り添って生きて行けたら
いつか寂しい大地に
光を呼び戻して

いのちの旅路を行く
奏でる響きは serenato
鈴の音
夏の影を重ねて
いつか遠い静かな空へ届くよ

涙を歌に変えて
夢路に奏でる serenato
鈴の音
夏の在処探して
いつか遠い最後の町へ
羽を休め
二人で
眠ろう


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