こんな日の朝に横顔が浮かぶなら
きっかけを捕まえられるだろう

きみがぼくのために指をのばすときの
まなざしがぼくを離さないんだ

手に入れたはずのつもりで
いつも風が吹いて
抱えたひざの上で迷うけど

照れたように目を逸らす
月が澄ましてるから
きみの顔忘れてしまうだろう

数えられることは きみに話せることは
ぼくらどこから来た
それくらいさ

とりかえたはずのつもりで
いつか羽が生えて
とびこえた壁の向こう見たいけど

こんな風にぼくは
あてもなく過ごしてる
いつか飛んでいきたいなどこかへ


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