春の風が 吹き始める頃には
少しは大人になれているのかな
ほどけかけた 靴紐を直したら
前だけ見て走ればいい

型にはまるより
はみ出すくらいがいい
誰かの真似ならもう止めにしようぜ

派手に転んでも 笑われてもいい
大事なことは自分自身を信じることだ
上手くなくても バカにされても
僕は僕らしく誰の色にも染まらないで

どんな未来もこのキャンバスに
描いていける 光る音色で

窓の向こう 散り始めた桜に
誰よりも早く夏を感じながら
見えないゴールに不安はあるけれど
歩みは止めたくないんだ

諦める理由なら
幾つもあるけど
諦めたくない気持ちは一つでいいだろう

「明日もあるから」なんて待っていたら
どんなにチャンスが近くに来ても手を伸ばせない
この両手にしか掴めないものが
僕の明日を彩っていく色に変わる

君も君だけの色でキャンバスに
大きく夢を描いてみてよ

何度も描き直してぐちゃぐちゃになった
キャンバスは君が此処まで頑張った証だろう
君の代わりは誰も出来ないから
君の描いた夢の続きは自分で描こう

どんな未来もこのキャンバスに
僕は描くよ 光る音色で


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