遠くで手を振る君が 少しずつ離れてく
また いつもと同じ 夢?
もう少し この手を伸ばせば
君の体温に 触れられそうなのに───

吐き出した 溜め息の数も
飲み込んだ錠剤の数も
何一つ 思い出せない

眠るのが 恐い
瞼の裏に 溶けてしまいそう
震えが止まない
この腕に 君の温もりが無いから

フィルター越しに見える空は
ゆっくり その姿を変える
冷たく 滲む 太陽

揺らめく アスファルトと 空の境界線が
曖昧に 混ざり出した

風に混ざる声に気付いて
振り返るけど
そこに君は居なくて

君が教えてくれた歌を
思い出した
幻と微睡の 狭間

あと少し この刃を立てれば
もう少し 強く引き抜けば
安らぎに ───会える?

いつもとは違う
その化粧は好きにはなれなくて
その頬にそっと
口付けて 確かめた 体温…

飲み込んだ 錠剤の数も
切りつけた この腕の傷も
今はもう 数え切れない

何が現実で
何が夢かも ───分からない
乾いた口唇  
裂ける 音 ───痛い

もう一度 この手
握り返して 欲しかったのに
冷たい 君の手
力なく 崩れた

温かい 君が 欲しい───

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