るう゛ぃえ/from end.

絞首台から花束を

るう゛ぃえ


word: 手鞠 music: 手鞠

『from end.』収録

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  • この部屋に
    朝日が射すのが怖いんだ

    震える手には君の感触
    今の僕を保つ手段

    苦し紛れに口づさんだのは
    うろ覚えの拙い詩
    思い出すのは
    共に過ごし、語り、吐息重ねた日々


    倒錯の君が天井で笑った
    この目を潰し、その足を殺ぎ、自由を奪う拘束衣

    あぁ…
    衝動の抑圧と嘔吐
    憔悴の果て、耳鳴の類
    食い潰す無数の黒蟻の群

    網膜に焼き付いたのは
    感情を擦り潰す様に
    笑って受け入れてくれた
    君の表情

    僕は雨の中で 傘も差さず
    ただ泣き濡れる細い喉を
    咲く花を摘む様に、―摘む様に

    その軋む階段の上
    笑って待っていて

    君と僕の手と手繋ぐ麻縄は
    ひどく耳障りな音

    小さく口づさんだのは
    君がよく歌ってた唄
    思い出すのは 声に成らぬ声で呻く 君の事

    長く続く雨は祝福する
    ただ愛しさは止めどなく
    密やかに 密やかに朝は来る

    ひとつ、ひとつ、またひとつ、と
    その階段を上り詰め
    君が待つその場所に手を伸ばす

    その右手には花束を
    君に捧げる花束を

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