抱いていた灰の夢 零れ落ちてく春と知り
鍵をかけた「想」さえ消えていた

切り刻む音重ねては 朝を恨み続けた
窓にもう死んだ小鳥を 飾ろう

腐食する肌 戻せない針をただ見つめ
叫ぶ声はひとつまた墜落し散るばかり

色褪せてゆく 追憶の中で…

泣いていた灰の歌 届かないまま春と死ぬ
鍵をかけた「想」を 今…

幼き頃に描いた夢はやがて夢の中で夢のまま消え去り
幼き頃に描いた夢がやがて夢の中で夢に為り消え去る

変われない愚かさもそう在る意味は無い
さぁ今すぐロープを巻きつけ 意識を切断
4. 3. 2. 1.
どうしたらどうしたら
蝿の群がる君の元へ行けるだろう
探しても探しても 答えなど無い
渦巻 泥殻 地獄を
腐り落ちてく 花と散り 明日に馳せた「想」を…
抱いていた灰の夢 零れ落ちてく春を知り
鍵をかけた「想」が泣きながら…

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