僕達は明日が待てなくて 夜明けまでの距離を測るけど
歩けば歩くほどに僕等は 夜の長さに気付いてしまう

僕達は何も出来ないまま
世界の終わりで立ち尽くして
希望の歌が色褪せるのを
ただそこで見てるしか無かった

聞こえてくるシュプレヒコールが 僕を歩かせようとしたけど
あの夜 僕を閉じ込めたのは 同じ声だった気がしていた

世界の終わりで立ち尽くして
それでも言葉を探していた
示されたルートに背を向けて
夜を越えこの足で荒野へ

僕達は明日を待ちわびて 夜明けまでの距離を測る時
ここにはもう朝が来ない事 世界から聞かされたとしても
それでも僕等は

震える手で扉を叩いた
示された未来に背を向けて
世界がこの足を掴んでも
もう僕等明日が待てなくて

世界の終わりで立ち尽くした
僕達は気付き始めていた
夜を越え踏み出した荒野で
輝く星をつかまえるのさ


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