碧い鳥 飛んでいった
空の向こうに 遠く見えなくなった


あの日 二人 手を繋いで目指した
世界の果ては 窓の向こう
映る あの山の向こう側 夢見ヶ丘

キミに貰った 種を蒔いたのは
ドコだったかな ねぇ覚えている?
灰色のビルが 咲いた道を歩いた
切なくて


碧い鳥が飛んでた
あの丘にもう 帰れないボク等は
大切にしてた 花の名前 忘れていく
遠い空の色 青く
大人になっていくから


あの日 キミと 手を繋いで見渡した
世界の果てで 夕暮れの空
世界が煌めいて 七色の橋の向こうで

ボク等は見上げて 雨に濡れたけど
ビニールの傘 ボクが差したから
いつからだろう ナミダも出なくなった
切なくて


吹き抜ける風の様に
雲が流れて 巡り巡る季節
時間の魔法が
気付かず 忘れさせていく
遠い空の虹の色
大人になっていくから


あの頃のボクが 大事に育てた
花の名前 思い出せないから
キミの顔 声も 大切な約束も
遠くなった夜には 切なくて


月が満ちていく空
瞬く星が 降り注いでる丘に
置いてきたのかな? 忘れていく
キミの頬に触れた 肌のぬくもりも

碧い鳥が飛んでた
あの丘にもう 帰れないボク等は
大切にしてた 花の名前 忘れていく
遠い空の色 青く
大人になっていくから

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