ありのままの君でいいなんて、俺は言わないぜ。
そうして生きていけないから君に、俺は歌うんだよ。

うまく、それらしいことばっかいってりゃ、とりあえずいい感じ。
そうだろ?濁った本当なんかより、フィクションのほうがいい。

だけどそれじゃ埋まらねえ、
穴ぼこがやっぱり僕らのリアリティー。

忘れないで、忘れないで、君がいつか俺を忘れても、
そこで君が笑ってるなら、優しくいられるなら。

今日も電車は運んでいくよ、僕らの魂を。
汗と、傘と、疑問を、びゅんびゅん、運んでいくよ。

誰か舌打ちしてる音が聞こえた気がした。
どうして、わざわざすり減るために、生きなきゃなんねんだろう。

くそったれの世界さ。
頑張りすぎなきゃ、誰もかまってもくれない。

忘れないで、忘れないで、俺たちはすり減るために生きてんじゃねえ、
そこで何が生まれたのかを、きみはもうわかってるんだろう。

凍ったっていうよりも、溶けられない感じだろう。
ひからびたっていうよりも、潤えない感じだろう。

忘れないで、忘れないで、君がいつか俺を忘れても、
そこで君が笑ってるなら、この世界を愛せるなら。

それでも愛せるなら。

君はもうありのままさ。


 ROCK LYRICをフォローする!

フォローすることでROCK LYRICの最新情報を受け取ることが出来ます。

歌詞リンクURL  ⇒

※この歌詞をHPやブログで紹介する場合、このURLを設置してください。

   the very best of aobozuへのコメント

まだコメントはありません
  歌詞閲覧履歴