『おこがましいと思わないのか?』
誰が言ったのだったか 亀に追い付けない逆理
如何んせんそれは厭なコトに 思うトコロで本当

やっとこどっこいと駆け足 そろそろ産毛も生えた頃
ころりころげた首根っこ 「切株」

何処で知ったのだったか ケチな優越の蜜の味
どっぷり漬かって固まって 思うとコレかりん糖  

歩みが軽いと感じたら 蟻の行列に乗っていた
骨まで愛して下さいな 「どうぞ」

漠然と路を行く そこの斑猫が通せんぼ
近付いた 逃げて行った 一歩先でこっち見た
何かの道理がちらほらり 深い溜息を一つつき
折角なんだし焦らずに 凡人でススもう

幾つあったのだったか 鐘の音なら百八つ
叩いて飛んできゃ良いのにと 思うココロの煩悩

乗ったらお銚子割れちゃった お酒を畳に呉れちゃった
「その気」もついでに逃げて行った 「染みた」

歴然と開いた水 言い訳する気も無いくらい
近付いた 逃げて行った 暑い午後の一寸向こう
屈折したのは空気だけ 片足滑らせ突っ込んだ
折角なんだし行かなくちゃ 先人の立つ瀬

漠然と路を行く そこにちびっちゃい蛇苺
近付いた ぢっと見た 油絵よりづっと絵で
何だか目頭ぢんと成り 深い溜息をもう一つ
ちくりと頭に釘刺した 「凡人ノススメ」

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