ゼンマイを無理に巻き過ぎた。
情熱はいつも空回り。

「ギリリ、もっとギリリ。もっと。
  カチリと鳴ったら、元通り。」

水彩をちり紙に落とした。
滲んでは馴染んで行く周り。

「赤と青と黄と緑と。
飴みたいなのに混じって灰色。」

毛艶の有る猫が、自動車の上で発情。
毛艶の無い猫が、墓石の上でお昼寝していた。

「とげを生やせ。とげが刺され。
君に僕に、ついでに社会に。
痛みをあげれぬ自分が恐い。
痛みに慣れて行く自分も恐い。」

毛艶の有る猫が、自動車の上で発情。
毛艶の無い猫が、墓石の上でお昼寝していた。

何となく振り返ってみた。
音もなく、とげが抜け落ちた。

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