終わらない世界に佇んで 夢見がちな少年は
今日もベランダって風っていたいんだろう 大体が怖くて
くだらない世界に飽き飽きで目をそらしたあの子は
とうとう新しい世界へ、突入していった

湿った瞳のせいで 見逃したものがあって
嘲笑った誰かの声で 怯えた自分が嫌になっても

光りな 逃げんな 君の中で 光は育った 確実に
右袖でぬぐってきた涙が芽をつけたなら
光りな 逃げんな 君の中で 怒りも肥だ
現実に咲いた花びら ふりまいて いま
そう、光りな

光りな 逃げんな 君の中で 光は育った 確実に
自分の手で乗り越えた辛さは土になるから
光りな 逃げんな 君の中で 光は育った 確実に
右袖でぬぐってきた涙が芽をつけたなら
光りな 逃げんな 君の中の 光を絶やすな
満開の咲いた花びら その花の名は
そう、ヒカリナ


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